個人的に思う、麻雀の役の中で二番にカッコいい役名です (No.1は国士無双)
一気通貫 (イッキツウカン) は 「イッツー」 の呼び名で知られる役です。
面前で2役で哭いて1役です。
役は少ないですが一気通貫だけに 「麻雀通好み」 の役でしょう。
イッツーの理屈は非常に簡単です。
マンズ・ピンズ・ソーズのいずれかの牌で 【1~9】 を順番に揃える必要があります。
その他の制限はありませんが、実際に綺麗に一通になることは多くはありません。
一気通貫が確定していない様な上記のケースでは ・・・
☑ 2ピンか1マンで一気通貫の完成
☑ 4マンか7マンでは一気通貫は成立しません
こういったケースでは1マンが残り1枚
2ピンの残りが2枚と考えれば、出る確率として4マンか7マンが多くなりイッツー崩れになることが多いでしょう。
また、イッツーと言えば 「マンズ」 のイメージが強く、マンズのイッツーが一番カッコいいですね。
また、ピンフとも絡みやすい役となります。
もしここまで手が進んで、残り牌があれば混一色 (ホンイツ) や 清一色 (チンイツ) も目指せる手に育ってきます。
ホンイツ、チンイツを目指した時にイッツーも絡めると威力爆発の手役です!
待ちも良い待ちになることは少なくカンチャンやペンチャン待ちになりやすい手でもあります。
・ カンチャン待ち → 例えば4と6があり、間の5を待つこと
・ ペンチャン待ち → 例えば1と2があれば3を待つ、あるいは8と9があり7を待つこと
一気通貫 (イッツー) のDORA麻雀での出現割合は1.75%となります。
【対々和】
対々和はトイトイホーと言い、通称 「トイトイ」と呼ばれます。
DORA麻雀での出現率は 3.92%です。
条件は雀頭 + 哭いて暗刻を作れば完成です。
2ピンか5ソウのシャボ待ちです。
このように、雀頭2つ待ちのことを "シャボ待ち" と言います。
トイトイは哭いて作りますが、面前でこの形を作りあがれば
・自分でツモあがりで 「四暗刻」の役満
・ロンあがりで 「三暗刻」 の2役にタンヤオ、トイトイが付きます
上記のように、5ソウ6ソウといった順子が対子になったり、対子場の時に、哭いて作れる手となります。
トイトイにタンヤオや役牌さらにドラがあれば、大きな手になる可能性を秘めた役です。
その反面、手の内をかなりさらすことになりますので、安全牌 (アンパイ) が不足し、振り込みの危険性があることと、メンツにテンパイがばれるなどといった "もろ刃の剣" 的な役です。
しかしながら、ホンイツやチンイツにも絡ませたりすることもでき、哭いて作っていくので、使い勝手が良い手でしょう。
【三暗刻】
三暗刻 (サンアンコ)は暗刻3つは面前で成立する2役となります。
暗刻の3つを面前で作り、暗刻が3つで三暗刻ですので、残り1つは順子でも暗刻でも構いませんしどの牌を使ってもOKです。
上記の例では3ソーのペンチャン待ちであがりとなります。
暗刻3つと後1つの構成については哭いてもOKです。
トイトイサンアンコーの例 ↓
三暗刻は狙ってできるというよりも、トイトイに行きたいけど、ポンができなくて面前で育ったり、四暗刻まで届かなかったりする時にできる手役となります。
序盤はチートイで迷ったり、その後はトイトイで迷ったりと、難しい割には役数が2役と少ないのがネックです。
DORA麻雀での出現率は 0.76%です。
コメントの投稿