河に捨てられた牌は 「不要な牌」 となります。
そこから、相手がテンパイした時の "アタリ牌" を探るヒントが隠されています。
今回は 「相手の待ちを読む方法」 となります。
相手のアタリ牌を読むことは難しいのですが、
捨てられた牌は使えない牌だったり、使いようがない牌の羅列となります。
手が大きい場合にはダマテンになることがありますが、
まずは "リーチがかかった時にうまく対処" していきましょう。
まず、捨て牌の河から読むとろ第一歩目は 「第一打目の捨て牌」 です。
まず、捨て牌はキーとなる中盤の数字牌に着目する前に、第一打の牌を確認することにより、少なからず意図が見えます。
字牌の第一打
字牌を最初から切ってくるということは、字牌に絡んだ役で待っている可能性が薄れます (絶対ではなく確率的なこと)
しかし、何も特筆すべき役がないリーチでは、数字牌や他の字牌でのシャボ待ちケースも考えられます。
また、ピンフやタンヤオにも警戒です。
この時には 「染め手の確率は低いでしょう」
真ん中の牌が第一打
数字の真ん中から積極的に切ってくる場合には
チャンタ、純チャン、国士といったヤオチュー系の役に気を付けます。
ヤオチュー牌の整理
第一打からしばらくヤオチュー牌 (1・9・字牌) 切りが続く時には、タンヤオ系をはじめとして様々な役が考えられますが、基本的にヤオチュー牌なら安全な確率が高いです。
基本的なスジ読み
待ちが両面待ちの場合にはスジも警戒します。
スジ
1・4・7
2・5・8
3・6・9
で待っていたら
がアタリ牌です。
ですので、まだ河に切られていないスジは警戒しましょう。
が河に切られている場合には
や
で待っているということはありません。
ですので、 が切られていれば
と
も安全だということです。
しかし、ここで といった間チャン待ちシャボ待ちといった例外もありますので絶対ではありません。
早い5捨てはひっかけの可能性が高い
数字の真ん中の5という牌は、真ん中なので一番利用価値が高い牌です。
その5が早い段階で捨てられている場合には
からの
捨てや
からの
に警戒する必要がある
手が速いヤオチュー系の役や、スジひっかけで意図的に捨てる場合もあるので、5の捨て牌には注意が必要となる。
早い段階の5捨ては何かあるので、警戒したいケースである。
4・6切りにも注意
早い段階での4と6の捨て牌も、利用頻度が高い牌で4が切られている場合には
スジひっかけの1と7も警戒
6が捨てられている場合には
3と9にも警戒したい。
カンペン待ちの可能性が出てくる。
裏スジ
裏スジとはも相手の捨て牌から待ちを読むための情報となります。
ペンチャンやカンチャン落としの捨て牌の時には裏スジ注意です。
裏スジは1~5までと5~9までが1つとして考えます。
例えば1が捨てられていれば、その裏スジは 2と5 となります。
1の次の数字の2とその2のスジの5 ということになります。
2の裏スジは3と6
3なら4と7
4なら5と8
5なら6と9
1つ下の裏スジは
5なら4と1
6は5と2
7は6と3
8は4と7
9は8と5
が裏スジとなります。
間四間
"あいだよんけん" も知っておきましょう。
"間四間知って振り込み知らず" という言葉があります。
裏スジが2つ重なっていることで
例えば捨て牌が
だとすれば間四間は
のことで
には注意です。
1-6 ・2-7 ・ 3-8 ・ 4-9 となります。
そばテンリーチ
待ち牌のそばを切ってリーチをかけることです。
これにも注意が必要です。
そば切りでのリーチを嫌う人もいますが、麻雀のうまい下手に関係なくソバテンはあります。
と手牌にあり
を切ってリーチをかけることです。
この時にそばである に注意です。
トイツ落としの注意点
対子 (トイツ) を落とすということはシャボ待ちの可能性が薄れます。
両面待ちを警戒する捨て牌となります。
メンツ落とし
メンツ落としの本命は同じ色の牌のことがあります。
牌が余って、迷彩をかけてくる可能性が高いです。
全くバラバラの捨て牌
全く予想がつかないような捨て牌では 「七対子」 である場合が多々あります。
対子場の場合には、シャボ待ち、七対子、ペンカン待ちのことが多く、スジ待ちでない可能性が高くなります。
また捨て牌から相手のアタリ牌を読む時には、その捨て牌の順序からも何かしらのヒントがある場合もあります。
なかなか捨て牌を読むのは難しいのですが、基本を押さえて経験を積んでいきましょう ♪
コメントの投稿